日本ゼネラルモーターズ(GM)とヤナセは、ヤナセが持つGMグループのブランドであるキャデラックとサーブの輸入権を日本GMに移管すると発表した。これでヤナセの輸入権は『ウニモグ』だけとなり、輸入業務からほぼ撤退する。
ヤナセは経営が悪化しているため、販売台数が伸びていないキャデラックとサーブの輸入権を返上して、コストを削減する。ヤナセの2002年9月期決算でのキャデラックの販売台数は778台、サーブが1394台と少ないため、輸入業務から撤退して販売業務に特化した方が得策と判断した。
ヤナセは、輸入権を日本GMに移管した後もキャデラック、オペル、シボレー、サーブの販売は継続する方針だ。