28日早朝、長野県佐久市内の国道254号線に隣接する民家に22歳の男が運転する大型トラックが突っ込むという事故が起きた。トラックの衝突によって民家は大破し、1階部分で就寝中だった65歳の男性が全身を強く打って死亡した。現場にブレーキ痕が残れさていないことから、警察ではトラック運転手の居眠りが原因とみて調べを進めている。
長野県警・佐久署の調べによると、事故が起きたのは28日の午前5時25分ごろとしている。国道254号線に面した長野県佐久市内山の民家に、22歳の男が運転する大型トラックが突っ込んだ。この事故で民家は1階部分が大破し、就寝中の65歳男性が全身を強く打って収容先の病院で死亡している。同じ部屋で同様に就寝していた男性の妻と、2階部分にいた次男が崩れた家財などで軽傷を負ったが命に別状はなかった。
現場は緩やかな右カーブだが、トラックはカーブを逸脱したまま民家に向かって直進していることや、現場にブレーキ痕が全く残されていないことから、運転していた男が事故当時に居眠りをしていた可能性が高いとして、この男を業務上過失致傷容疑で現行犯逮捕している。