大型バスに腹を立て…。運転手と車体を殴打の暴走族逮捕

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広島県警は27日、進路を塞いでいた観光バスに腹を立て、集団暴走中に襲撃したとして、呉市を中心に活動する暴走族メンバー8人を暴力行為や傷害容疑で逮捕し、逃走中の1人を同容疑で指名手配したことを明らかにした。

広島県警暴走族・少年犯罪対策課と呉、広両署の調べによると、この9人は今年8月4日の未明、呉市内の国道185号線を暴走中に自分たちの進路を塞ぐように走っていた呉市交通局の観光バス(回送中で乗客はなし)に腹を立て、バスの直前で蛇行運転を繰り返したり、持っていたロケット花火を発射するなどして襲撃。その行為を注意しようとしたバス運転手にバイクをぶつけたり、殴りかかるなどして全治2週間の軽傷を負わせるとともに、停車したバスを金属パイプで殴打して車体の一部を破壊した疑いが持たれている。

この日の暴走は引退するメンバーを記念して行われたもので、3日深夜から4日未明に掛けてJR呉線の広駅前に現役、OBを含め8グループ100人を超えるメンバーが集結。このうちの約20人がバイク十数台で暴走行為を繰り返した。

県警ではすでに15人を道路交通法違反(共同危険行為、無免許運転)などの疑いで逮捕しているが、今回容疑が固まったとしてバス襲撃の実行犯逮捕に踏み切った。

《石田真一》

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