兵庫県警は19日、自分のクルマと、駐車中の別のクルマを全半焼させたとして、19歳の男を窃盗と失火容疑で逮捕したことを明らかにした。駐車していたクルマからガソリンを盗もうとした際、誤って引火させてしまったという。
兵庫県警・三原署の調べによると、この男は19日の午前2時ごろ、兵庫県緑町の施設に侵入し、停車中のトラックからガソリン約18リットルを抜き取り、持参したポリタンクに移し変えた。その後、自分が乗ってきた軽自動車にこのポリタンクを乗せ、タバコに火を付けたところ気化したガソリンに引火して爆発炎上。2台のクルマは全半焼したが、男はその直前に逃げ出して無事だった。
男はいったん現場から離れたが、騒ぎの大きさと、自分のクルマを現場に残してきたことから「身元はすぐに判明してしまう」と判断。現場から逃げたその足で三原署に出頭し、自首した。
