三菱自動車工業が24日発表した、11月の実績は、国内販売を除き、国内生産・輸出・海外生産がプラスになった。国内販売は『コルト』の投入効果が、まだ充分に出ていない模様。
11月の国内生産は前の年の同じ月にくらべ10.1％増の7万8608台となり、2カ月ぶりに前年を上回った。新型車コルトの生産開始のほか、北米向け輸出車の生産が拡大した。国内販売は、2万7053台と、前年同月にくらべ37％の大幅ダウンとなり2カ月連続のマイナスになった。『eKワゴン』の反動が大きいが、コルトも同月11日の発売だったため、新型車効果が充分に反映されなかった。
輸出は、3万8329台と前年同月にくらべ31.9％の大幅増となり、8カ月連続のプラスになった。アジア向けが29％、北米向けが12.9％増と、それぞれ2ケタの増加となった。海外生産は16万5950台で、16.1％のプラスになり9カ月連続で増加した。
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