交通事故死者減少傾向の中、神奈川だけが急増…。いったい何が起きた?

自動車 社会 社会

神奈川県警は6日、昨年1年間に県内で発生した交通事故による死者が376人となり、前年より悪化していたことを明らかにした。全国合計の死者数が減少する中、他には類を見ないほどの増加傾向を示したことから、県警では交通ルールの徹底を呼びかけている。

神奈川県警・交通部によると、昨年1年間に県内で発生した交通事故は6万7659件。交通事故による死亡者の数は376人に達し、発生数ランキングでは北海道(493人)、愛知県(398人)、千葉県(379人)に次ぐワースト4位だった。

ところが前年比でみると、神奈川は52人も死者が増えたことになり、全国的に死者数が減少する中で異例。増加率では全国でワースト1位を記録した。負傷者数は8万1863人(同2589人減)で、こちらは減少傾向を示しており、死亡事故の増加だけが突出した。

事故の内訳で見ると「クルマを運転、あるいは同乗中に死亡した人」は前年とほぼ同水準(5人増)の238人。しかし、歩行中にクルマにはねられるなどして死亡した人は138人で、こちらは実に47人増となった。つまり歩行中の事故が急増したことで全体の死者数を押し上げた。

さらには138人中、過半数を超える70人が「信号無視、あるいは横断禁止の場所で強引に横断して事故に巻き込まれた」とされており、この部分に限ってみても前年より32人も増加している。

県警では「携帯電話の通話に夢中になっている際の事故、あるいは横断歩道への遠回りを嫌って強引に横断するケースが目立つ」と分析。歩行者の安全意識低下が事故に結びついている可能性が高いとして、今年は歩行者向けの啓蒙活動を強化していくとして、今後具体策の検討を行っていくという。

●いやあ、まいったな、ということがないように、メールマガジン「デイリーニュースランキング」では毎日の記事の中から編集部が選んだおすすめ記事をランキングにしてお届け。クルマライフのトレンドをキャッチアップ!---

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新東名・NEOPASA浜松で「“航空祭”フェスティバルIV」開催! 6月13日から
  2. 車の黒樹脂パーツが白くなる原因と対策、洗車後に差が出るメンテナンス方法~Weeklyメンテナンス~
  3. トヨタ『ライズ』がRAV4デザインに!? 次期型が驚きの進化、国内トップSUVの最新情報
  4. ホンダ『N-BOX』の運転席を収納力アップ! 簡単設置の専用「ダッシュボードトレイ」発売
  5. ダイハツ『ラガー』30年ぶり復活か?…土曜ニュースランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ホンダ「2026ビジネスアップデート」…次世代HV15車種投入、2029年度営業利益1兆4000億円
  2. BYD、Huawei、Xpengが示す中国自動車産業の次なるステージとは…匠新[インタビュー]
  3. ダイフク、520億円の成長投資でマザー工場再開発とドイツ企業買収…2030年に売上高1兆円へ
  4. AIドライブレコーダーで道路損傷を自動検出、「道路巡回ソリューション」共同開発…電気興業とサイバーコア
  5. JFEスチール、スポット溶接安定化技術が国内自動車メーカーの部品に初採用…高強度鋼板の適用拡大に貢献
ランキングをもっと見る