裁判所への出頭拒否は許さない---交通違反常習者に兵庫県警が強攻策

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兵庫県警は10日、交通違反で摘発されながら裁判所への出頭に応じない78人の未出頭者に対し、今月14日以降に一斉執行に乗り出す方針を明らかにした。処分をちゃんと受けている他の違反者との公平性を確保することが目的。

一斉執行の対象となるのは、兵庫県内で違反を行い、現在も兵庫県に在住していると思われる男女78人。1人が複数の違反を重ねているケースもあり、違反件数は人数よりも多い169件となっている。

これらの違反者は違反摘発を受けた際に命じられた裁判所への出頭を無視するだけではなく、その後も別の違反を累積するなどの常習者が大半。駐車違反などの比較的軽微な違反でも反則金の支払いを拒否し続けるなどしており、きちんと納付する違反者との間で公平性が確保できないことが今回の一斉執行を決意させるきっかけとなった。

14日の一斉執行では、兵庫県警交通指導課の捜査員などが自宅や勤務先を訪問。あまりに悪質な場合には逮捕も辞さないとしており、同課では「逃げ得は許さない」とコメントしている。

《レスポンス編集部》

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