松山道で6件11台のスリップ事故が断続発生

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20日午前、愛媛県土居町内の松山自動車道(新居浜IC〜土居IC間)で、道路凍結を原因とするスリップ事故が断続的に発生。およそ300m区間のそれぞれ別の場所で6件、合計11台が関係する事故となった。愛媛県警が事故の原因を調べている。

愛媛県警・高速隊の調べによると、事故が起きたのは20日の午前8時15分ごろから25分ごろまでの10分間だという。愛媛県土居町内の松山自動車道の上下線の約300m区間で路面凍結を原因とするスリップ事故が多発。一部では多重衝突も起こすなどして6件の事故が断続的に発生し、合計11台が被害を受けた。被害車両の中には松山から大坂に向かう途中の高速バスも含まれていたが、乗員乗客にケガ人はなく、バス自体も自走が可能な状態だったことから、自力で現場を離れている。

現場付近の道路は前夜までに少量の雪が降っていたとみられており、路面は凍結している状態だった。ところが普段は温暖な地域であることからチェーン規制などは行われておらず、事故を起こしたクルマの大半も夏タイヤのままだった。

事故は海側に面した上り線に集中しており、下り線での事故は1件のみ。事故の発生した時間帯も集中しており、午前8時以前には事故の報告が入っていないことから、警察では温度上昇で凍結した路面が溶けかかり、それがクルマをスリップさせる要因になったとみて現場の検証作業を続けている。

《石田真一》

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