核戦争が原因の補償はしません……大手保険会社の“開戦の読み”

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アメリカの自動車保険の最大手、ステート・ファーム社が、顧客に対し「核戦争が起こった場合のクルマのダメージについては免責とする」という知らせを送付した。

実は冷戦が続いていた1980年代までは、各自動車保険は似たような内容を保険の約款に明記していたのだが、ソ連の崩壊後、核戦争の危機は遠のいた、ということでこうした条項が削除されていた。

しかし現在の北朝鮮やイラクとの状況で、保険会社が早くも「アメリカに核爆弾が落とされる危険性あり」と判断した、ということは顧客にとってはショックな出来事。ステート・ファームは加入者4000万人というアメリカ最大の自動車保険を扱う企業である。他の保険会社も同様の知らせを行うものと予測され、国民の間に不安が増大しそうだ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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