落石による事故か、故意による投石か---静岡で連続13件のガラス破壊事件

自動車 社会 社会

16日未明、静岡県清水市から静岡市、藤枝市、島田市の国道1号線(静清バイパス)・上り線の約40km区間でトラックや乗用車の窓ガラスが割れる被害が相次いだ。当初は路上に落ちた石によるものと思われたが、後の調べで下り線側から何者かによって故意に投げられた石で割られた可能性が高まった。

静岡県警の調べによると、被害を知らせる通報は16日午前0時ごろから0時30分ぐらいにかけて集中した。内容はいずれもほぼ共通のもので「クルマにこぶし大の石が飛んできてフロントガラスが割れた」というもの。他には積荷に被害を受けたという通報が何件か寄せられた。

警察は当初、ダンプカーなどが路上に落とした石を前を走るクルマが跳ね上げ、それが後続車のガラスに当たったものと考えていたが、被害がおよそ40kmの区間で散発的に13件発生し、下り線側のフロントガラスなどが破壊されていることから、何者かが下り線側から投石した可能性もあるとして被疑者不詳のまま器物損壊容疑でも捜査を始めた。

また、清水署は通報があった現場近くでこぶし大のコンクリート片3個を発見し、これが投げられたものとみて鑑定を進めている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  2. スバル初の小型クロスオーバーEV『アンチャーテッド』正式発表、2026年発売へ
  3. 大成建設、高速走行中の給電に成功、EV向け「無線給電道路」の実証実験で[新聞ウォッチ]
  4. 車内すっきり! ワンタッチでCarPlayがワイヤレスに、「OTTOCAST MINI」発売
  5. エブリイ&ハイゼットオーナー必見! 最新便利アイテムをレビュー[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る