当て逃げ事故を起こした男、高速道路へと逃走

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岐阜県警は17日、飲酒運転で他車と接触する事故を起こし、その後に高速道路を使って逃走しようとした53歳の男を業務上過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び運転、ひき逃げ)容疑で逮捕したことを明らかにした。

岐阜県警・多治見署、高速隊の調べによると、事故が起きたのは16日の午後11時30分ごろだという。岐阜県多治見市の中央自動車道・多治見インターチェンジ(IC)近くの県道で、24歳の女性が運転するクルマが、対向車線を越えてきた別のクルマと衝突。女性が顔などに軽傷を負った。女性のクルマと衝突事故を起こしたクルマはそのまま多治見ICに向い、高速道路へと進入した。

「衝突事故を起こしたクルマが高速道路へ逃げた」という通報を元に、岐阜県警の高速隊がパトロールを行っていたところ、多治見ICから名古屋方面に10kmほど走った地点で車体右側を損傷させた状態で自走不能になっているクルマを発見。運転していた53歳の男に職務質問したところ、飲酒運転と当て逃げへの関与を認めたため、業務上過失傷害と道交法違反容疑で逮捕した。

警察の取り調べに対し、この男は「飲酒運転の発覚を恐れて逃げた」などと供述しているという。事故を起こしたクルマが高速道路を使って逃走するという例はあまりなく、クルマが事故によって損傷を受けていなければ管轄外に逃走する恐れもあったとして、警察では悪質なケースと判断しているようだ。

《石田真一》

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