22日未明、福島県郡山市の市道で21歳の女性が運転する軽自動車が道路脇の電柱に激突するという事故を起こした。この事故で助手席に乗っていた生後6カ月の乳児が事故から9時間後に死亡。後部座席にいた1歳の女児が重傷を負っている。
福島県警・郡山署の調べによると、事故が起きたのは22日の午前1時50分ごろだという。郡山市大槻町の市道で21歳の女性が運転する軽自動車が道路脇の電柱に激突し、大破した。クルマには女性の子供2人が同乗していたが、助手席にいた生後6カ月の男児が事故から9時間後に収容先の病院で死亡。後部座席にいた1歳の女児が全身を強く打って重傷を負った。運転していた女性にはケガは無かった。2人の子供はベビーシートに寝かされた状態だったが固定状態が悪く、事故の際に拘束できなかったらしい。
取り調べに対し、女性は「助手席にいた乳児が泣いたことに気を取られ、様子を見ようとした際に事故を起こしてしまった」と供述しているという。警察では左側の助手席を見ようとした際にハンドルも左側へ切ってしまった可能性が高いとしている。