緊急車両優先の青信号---大阪府警で急行支援システム「FAST」を整備

自動車 テクノロジー ITS

大阪府警では、緊急車両の現場急行支援システム(FAST)を整備し、今春から導入を開始する。パトカー、救急車などの緊急車両を優先的に青信号で走行させることで所要時間の短縮、交差点での交通事故防止を図ろうとするもの。

導入区間は、府道大阪和泉泉南線(通称・阿部野筋)の大阪市阿倍野区「近鉄前交差点」から住吉区「殿辻交差点」までの約4.9kmの区間。この間の交差点に緊急走行中の緊急車両が近づくと、緊急車両に設置した光通信装置に感知し、その情報に基づき信号制御を行うもの。それにより、緊急車両が赤信号での通過を可能な限り減少させ、現場までの所要時間の短縮を行う。短縮されれば、警察では検挙率のアップ、救急では患者の早期対応が期待できる。

《編集部》

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