無免許発覚を恐れて呼び出しを一蹴---警察は見逃さなかった

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北海道警は22日、オービス(速度違反自動取締機)による速度超過の取り締まりを受けながら、警察への出頭無視を続けた24歳の男を道路交通法違反(無免許運転および速度超過)容疑で逮捕したことを明らかにした。

北海道警・旭川方面本部交通課の調べによると、この男は2001年10月26日、旭川市西神楽の国道237号線で、制限時速を36km/h上回る96km/hで走行していたところをオービス(速度違反自動取締機)によって撮影された。

道警はこの男に対し、警察に出頭してオービスが撮影した写真と、違反事実の確認を求めるように呼び出しを行ったが、男はこれをことごとく無視。その回数は11回に及んだ。今月上旬には「この呼び出しを無視すると逮捕する」という予告を行ったが、これも無視。これ以上の出頭拒否は反則金を納めている他の違反者との公平性が保てなくなるとの判断から逮捕に踏み切った。

なお、この男は一度も自動車の運転免許を取得した経験が無く、違反を行った当時も無免許だったと供述しているという。出頭拒否は無免許運転の発覚を恐れるためで、強制捜査を受けるという予告も「たかが交通違反でありえないこと」と一蹴していたらしい。

《石田真一》

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