【スバル『レガシィ』発表】新たな可能性の3ナンバー---逃げではない

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【スバル『レガシィ』発表】新たな可能性の3ナンバー---逃げではない
【スバル『レガシィ』発表】新たな可能性の3ナンバー---逃げではない 全 4 枚 拡大写真

『レガシィ』は先代まで3代に渡って全幅1695mm、5ナンバーサイズをキープしてきた。ところが今回の新型ではそのこだわりを捨てて全幅を35mm拡大。ついに3ナンバー車となった。従来の顧客は「5ナンバーだからこそレガシィを選んだ」という人も多いが、あえて3ナンバーとした理由は何なのだろうか。

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清水一良・プロジェクトゼネラルマネージャーは「側面衝突性能を向上させたという理由が大きいですが、もちろんそれだけではありません。幅を広げたことで安定性を向上させるということにも役立っています」と語る。

清水さんによると、これまでのレガシィでは「5ナンバーサイズをキープする」ということに執着しすぎて行き詰る部分も多々あったという。さらなる安定化を進めるにはトレッドの拡大が効果的だが、先代キープではそれもできない。対衝突を向上するためには太いフレームを使うことがベストだが、車室のスペースが狭くなってしまうなどの問題が生じていた。

そこで「5ナンバーにはこだわらず、3ナンバー化しても構わないから最適を目指そう」という考えに達し、そこでようやく“5ナンバーの呪縛”から開放されたという。

「3ナンバーに“逃げた”のではなく、新たな可能性を追求するために“枠を取り払った”と考えていただきたい。車体の大幅な軽量化も実は3ナンバーに拡大するから実現可能となったものです。旧来のサイズをキープしたまま車体を軽量化して、なおかつ強度も確保してというのはできませんでした」

「それに拡大したといっても35mmです。35mmといえば、左右ともそれぞれ指1本分を増やした程度にすぎませんよ。3ナンバー化が許されたからとはいえ、必要以上に拡大するというのはスバルの方針にはそぐわない」

「他社で許される妥協がスバルでは許されない」とは、スバルのエンジニアが口癖のように語る言葉であるが、“スバルの技術者魂”は今回のレガシィでも如何なく発揮されたようだ。

《石田真一》

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