視覚障害者を介助のボランティア、酒気帯び運転にはねられ死亡

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29日午後、兵庫県明石市内の県道で、視覚障害者の外出介助をしていた58歳の女性が後方から走ってきた30歳の男が運転するワゴン車にはねられた。女性はサイドミラーで首を強打し、約2時間30分後に収容先の病院で死亡している。

警察ではクルマを運転していた男を道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕しているが、今後は業務上過失致死傷容疑で再逮捕する方針。

兵庫県警・明石署の調べによると、事故が起きたのは29日の午後4時45分ごろだという。明石市新明町の県道で、杖を持って歩く視覚障害者の49歳女性の介助をしながら路側帯を歩いていた58歳のボランティアの女性に後方から走ってきたワゴン車が激突。

女性はサイドミラーで頚椎あたりを叩かれる形となり、視覚障害者の女性とともに前のめりになる形で倒れた。女性はすぐに病院へ運ばれたが、脳挫傷などが原因で約2時間半後に死亡した。

警察では女性をはねた男が酒臭いことに気づき、アルコール検知を実施したところ、呼気1リットルあたり0.3ミリグラムのアルコールを検出。本人も「焼酎の水割り数杯と缶ビール1本を飲んだ」と供述していることから、道交法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕しているが、女性が死亡したことを受け、今後は業務上過失致死傷容疑で再逮捕する方針。

調べに対して男は「歩行者が見えたから避けようとしたが、前から対向車が来たので左に寄ったが、寄りすぎたらしい」と供述しているという。

《石田真一》

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