駐車の仕方を注意され…。酔った勢いで殴打し逃走した元県議

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山口県警は23日、「駐車の仕方が悪い」と言われたことで腹を立て、注意した男性の顔を殴り、そのまま逃走したとして元県議会議員の60歳の男を暴行容疑で逮捕したことを明らかにした。男は酒気帯び状態でクルマを運転して単独事故も起しており、警察では道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑でも取り調べを行う方針。

山口県警・美祢署の調べによると、事件が起きたのは22日の午後10時ごろだという。美東町綾木の空き地にクルマを止めていた男が、近くに住む住民の65歳男性から「あんたのクルマの止め方が悪いからうちのクルマが出せない」と言われたことに腹を立て、この男性の顔面を殴るなどしてから、自分のクルマに乗って逃走した。男が酒臭かったこともあり、男性は「駐車方法を注意したら酔っ払いに殴られた。酔っ払いはそのままクルマに乗って逃げた」と警察に通報した。

駆けつけた警察官が現場付近を捜索したところ、男性が暴行された空き地から80mほど離れた町道で一台のクルマが路外に逸脱して脱輪し、身動きが取れなくなっているのを発見した。クルマに運転者の姿は無かったが、車内が酒臭いことや、殴られた男性が「逃げた男のクルマだ」と断定したことから、警察ではナンバープレート照会を行い、このクルマが近くに住む65歳の元県議の男が所有していることを突き止めた。

警察は自宅に戻っていた男に任意出頭を求め、事情聴取を行っていたが、男が「酔った勢いで殴った。逃げたわけではなく自宅に帰ろうとしていただけだ」と供述。容疑を認めたと判断したため、23日の早朝に暴行容疑で逮捕している。ただし、飲酒運転を行おうとしていたことについては当初認めておらず、警察では今後飲酒運転容疑でも取り調べを進めていく方針だ。男は任意出頭した段階でも酒気帯び相当量のアルコールを検知しており、事件当時の飲酒運転容疑は確実とみられている。

男は1988年7月の県議選当選以来、今年4月まで連続4期も県議を務めたという。

《石田真一》

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