日本自動車工業会は、2002年度（2002年4月−03年3月）の日本メーカーの海外生産統計を発表した。それによると、各社の主要市場での現地生産の拡大で、海外生産台数は前年度比16.2％増の788万6843台となった。
日本メーカー各社がアジア、北米、欧州の各市場の現地生産を拡大している。地域別では、最大市場の北米が同7.3％増の334万88台だった。アジアは同35.1％増の258万9298台と大幅に伸びた。欧州も同14.1％増の119万4998台と好調。
中南米、アフリカ、大洋州でもプラスとなり、世界中の市場で日本メーカーの進出が続いている。マイナスだったのは中近東だけで、同43.6％減だった。
