【夏休み】移動スタジオから生放送---ブロードバンド番組に挑戦

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【夏休み】移動スタジオから生放送---ブロードバンド番組に挑戦
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子どもインターネット放送局運営委員会事務局では、小学校5〜6年生の児童を対象に、移動式ブロードバンドサテライトスタジオを使って、インターネット放送の体験学習を行う「夏休み子どもインターネット放送局」の参加者を募集している。

これはトレーラー内に様々な放送機器を配した移動式スタジオ「AirStream21」を使い、ブロードバンドを利用した生放送番組をオンエアーしようというもの。8月24日に福岡県福岡市東区にあるアイランドシティにて「アイランドシティの未来。僕たち、私たちの夢」というテーマの番組を生収録。福岡市博多区のベイサイドプレイスに設置された特設会場にてそれをリアルタイムで放映する。

主催者では現在このイベントの参加者を募集している。対象となるのは小学校5〜6年生の児童20名で、3〜5名で構成したグループで参加することが条件。インターネット経由での応募締め切りは8月10日となっている。

この体験教室における技術的な特徴として、移動式サテライトスタジオ「AirStream21」があげられる。AirStream21は、米エアストリーム製キャンピングトレーラーを改造した多目的サテライトスタジオで、今回はアップルコンピュータの1Uラックサーバー「X Serve」を搭載し、QuickTime Broadcasterを利用したMPEG4エンコードでのライブ配信を行う。

AirStream21は、ブロードバンド回線が確保できる場所ならばどこへでも移動して、そこからライブ配信を行うことができる「動くインターネット放送局」だ。インターネット向けコンテンツ配信に主眼を置いたサテライトスタジオは珍しく、スタジオ仕様AirStream21は現在のところ国内にこの1台しか存在しないという。

《石田真一》

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