8月24日の第13戦ハンガリーGPでホンダは、250戦目のGP参戦を記録する。これまでホンダ以上の参戦記録を持つメーカーチームは、フォード、フェラーリ、ルノーの3社しかない。
1964年ドイツGPを最後尾からスタートしたバックナムはみるみるポジションを上げ、トップ10内に躍り出る。しかし最後は、サスペンション破損でリタイヤを余儀なくされた。アップダウン、ジャンプスポットの連続するこの過酷なコースに、サスペンションが耐えられなかった。ホンダはこの年、残り2戦に参戦。そして翌年の最終戦で早くも初優勝を遂げる。