トヨタ系ディーラー、ペーパー車検で資格停止

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国土交通省・関東運輸局は10日、民間車検業者の指定を受けているトヨタ系ディーラーの検査員が実際には必要な点検・検査を行っていないにも関わらず、虚偽の保安適合証を作成したとして、この会社の自動車分解整備事業の認証を取り消し、検査員資格を停止するなどの行政処分を実施したことを明らかにした。

同局によると、点検・検査を行わないまま虚偽の保安適合証を発行していたのは、トヨタ系の自動車ディーラーであるトヨタ東京カローラ・谷原店テクノショップに所属する検査員5人。

調べによると谷原店テクノショップでは、2001年2月から今年7月までの間、同店が検査を実施していた21台について、実際には点検や整備を行っていないにも関わらず、保安適合証を作成して車検に合格したとする、いわゆる「ペーパー車検」を行っていた。

このため、同局では谷原店テクノショップの自動車分解整備事業の認証を取り消すとともに、実際の業務に当たっていた検査員5人の資格を停止した。また、今後は道路運送車両法違反での刑事告発も検討しているという。

《石田真一》

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