残念な結果に終わったハンガリーGPとは全く異なった性質を持つイタリアGP、モンツァ・サーキット。グランプリ随一の高速サーキットに向けて、トヨタのオリビエ・パニスは充分手応えを感じている。「先週の3日間テストの内容は充実していたし、モンツァは6月からたくさんのテストを実施してきた場所」
「新パーツもたくさん試したし、セットアップ作業もたくさんこなしているから、レースには準備万端で臨めるよ。とはいえ先週は全チームがテストを行ったわけだから、金曜日のフリー走行が終了するまで、自分たちの位置をはっきりと予測することはできないよ」とパニス。
モンツァでの重要要素の一つであるエンジンには自信を持っているという。「あのストレートではエンジンの馬力がモノを言う。『RVX-03』はパワフルなエンジンだから、自信を持っているよ。今週末の僕の目標はこれまでと同じ。予選をトップ10で終えて、ポイントを取ること。それが出来れば僕はハッピーさ」と語った。