ヤマハ発動機、型製造を事業化

自動車 ビジネス 企業動向

ヤマハ発動機は25日、舟艇事業部門の3次元造形技術を生かした大型構造物向けの型製造事業を10月からスタートする、と発表した。社内の技術を外販し同事業部門の新たな収益源として育成する。

同社の3次元造形技術は、FRP製ボート製造用の型技術。1989年からNC加工機を導入し、製品デザインの自由度や精度の向上、工期短縮などの成果を出してきた。

ただ、国内ではレジャー用ボートなど舟艇の市場縮小、事業部としての収益が厳しい状況にある。このため、型製作・販売を事業化することで、同事業部としての収益を少しでもあげていくことにした。

主に、建設資材、産業用設備、自動車などの輸送用機器などの製造型・試作型の需要を見込んでいる。初年度(最初の1年間)の売上高は1億5000万円が目標。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  2. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る