逆恨みで50台のタイヤをパンク、消火器噴霧も

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14日午前、石川県金沢市内のマンションで、敷地内の駐車場に止めてあったクルマ50台のタイヤがパンクさせられ、このマンションに住む弁護士を中傷する内容の文章がスプレーで書かれるという事件が起きた。警察では弁護士を逆恨みした何者かが犯行に及んだものとみて、悪質な器物損壊事件と断定し、捜査を開始している。

石川県警・金沢東署の調べによると、事件が起きたのは13日深夜から14日午前4時ごろまでの間とみられる。14日の午前4時ごろ、新聞配達員が駐車場に置かれたクルマにオレンジ色のスプレーでいたずら書きがされていることを発見。住民を通して警察に届け出た。

その後の調べでおよそ50台止められているクルマすべてのタイヤが千枚通しのようなものでパンクされていることが発覚。さらにはこのマンションの住民で、金沢弁護士会に所属する弁護士を中傷するような内容や「XX、死ね」、「XX殺す」などのいたずら書きがボディになされていることもわかった。

この弁護士の事務所は今月6日深夜から7日未明に掛けて何者かに侵入され、消火器を噴射させられるという被害を出している。それから1週間後に今度は住居と隣接する駐車場が襲撃されたことから、警察では間接的にこの弁護士を狙った悪質な器物損壊事件と断定し、弁護士から事情を聞くなどしている。

この弁護士はいくつかの民事事件を担当しており、警察の調べに対して「相手方が恨みを持つ可能性は十分にある」と答えている。弁護士本人に何らかの危険が及ぶ可能性が高いことから、警察では周辺のパトロールを強化するとともに、トラブルを起こしそうな相手方の特定も急ぐ方針だ。

《石田真一》

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