ニッパツは10日、中国に自動車エンジン用部品の生産会社を設立した、と発表した。市場拡大が期待される中国で、ニーズにマッチした製品をタイムリーに供給する体制を整える。
同社は広州経済技術開発東区に新会社「広州日弘機電有限公司（NSP）」を10月22日付けで設立した。資本金は12億円で、同社の100％出資。
生産するのは、エンジン用弁バネと二輪車用チェーンテンショナーで、弁バネは、2004年8月からサンプル生産を開始、チェーンテンショナーは、05年4月から量産を開始する。
同社では2006年に約7億円の売上高を見こんでおり、9億円の投資を第1期分として計画している。
