【インプレ'03】斎藤聡 プジョー『206RC』競技車ルックにとどまらないで欲しい

試乗記 国産車
【インプレ'03】斎藤聡 プジョー『206RC』競技車ルックにとどまらないで欲しい
【インプレ'03】斎藤聡 プジョー『206RC』競技車ルックにとどまらないで欲しい 全 1 枚 拡大写真

このクルマは206シリーズのスポーティバージョンではあるが、だからといってすぐにモータースポーツにつながるようなスパルタンなクルマではない。

一般道で走る限りはトラクションのかかりもいいし、コーナーで4つのタイヤがヒタッと路面に接地するようなグリップ感もある。が、サーキットではダメダメ。LSDもついておらず、ハンドリングも安定方向に振っているため面白味がない。個人的にはもっとスパルタンなクルマをイメージしていただけに肩透かし。

というわけで一般道を走りたい良識的な読者は、以下の採点表に各★ふたつずつ加えて考えてください。

■5つ星評価
パッケージング:★★☆☆☆
インテリア/居住性:★☆☆☆☆
パワーソース:★☆☆☆☆
フットワーク:★★☆☆☆
オススメ度:★★☆☆☆

斎藤 聡|走り屋系ライター
軽自動車からスポーツカー、果ては1000psのチューニングカーまでレポート。またセーフティ・ドライビング・スクールや、サーキット走行会のインストラクターも勤める。一見強面だがじつは気さく(とは本人の弁)。

《斎藤聡》

斎藤聡

特に自動車の運転に関する技術、操縦性に関する分析を得意とする。平たくいうと、クルマを運転することの面白さ、楽しさを多くの人に伝え、共有したいと考えている。そうした視点に立った試乗インプレッション等を雑誌及びWEB媒体に寄稿。クルマと路面との接点であるタイヤにも興味をもっており、タイヤに関する試乗レポートも得意。また、安全運転の啓蒙や普及の重要性を痛感し、各種セーフティドライビングスクールのインストラクターも行っている。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ゴツすぎる…だが、それでいい!」日産のハイパワーSUV『パトロールNISMO』発表に、日本導入にも期待の声
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. 新型ランチア『イプシロンHF』発表、280馬力EVで0-100km/hは加速5.6秒
  4. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る