残る1台を追え---多重ひき逃げ事故

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茨城県警は6日、昨年12月30日に水戸市内で発生した死亡ひき逃げ事件の容疑者として、58歳の男を逮捕した。事故には少なくとも3台のクルマが関係したとみられているが、今回逮捕された男は2台目のクルマに乗っていたとみられている。

茨城県警・水戸署の調べによると、事故が起きたのは昨年12月30日の午前3時45分ごろだという。水戸市千波町付近の市道を散歩していた69歳の女性がクルマにはねられたのを、対向車線を走っていた別のクルマのドライバーが目撃、警察に届け出た。女性は少なくとも3台のクルマにはねられ、3台とも現場で一旦停止したが、いずれもそのまま逃走した。

目撃者が「このうち2台は運転代行業者のクルマのように見えた」と供述。捜査の結果として12月31日に運転代行業者に勤務する50歳の男を業務上過失致死容疑で逮捕。

この男の「前には別の代行業者のクルマがいたはずだ」という供述から、水戸市周辺の運転代行業者のクルマを車当たり捜査で調べた結果、58歳の男が運転していた代行業者のクルマが事故を起こした可能性が高いことがわかり、6日までに逮捕した。

逮捕された2人男が運転していたクルマは2台目と3台目である可能性が高く、警察では最初にひいたクルマの割り出しに全力を挙げる方針だ。

《石田真一》

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