【ボルボ『S40/V50』日本発表】見せる自信、待たせて勝負

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【ボルボ『S40/V50』日本発表】見せる自信、待たせて勝負
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6日に発表されたボルボ『S40/V50』、受注開始が5月、デリバリーは7月頃を予定している。異例といっていいほどずいぶん先の話であるが、ボルボの好調と自信の現れだ。

ボルボ・カーズ・ジャパン広報の平井孝昌氏は、デリバリーに長期さきがけて新型車を発表した理由を次のように説明する。

新型S40/V50はヨーロッパで昨秋発表された。日本でも東京モーターショーや名古屋輸入車ショーに参考出品され、メディアでも広く紹介された。日本法人としていまさら隠し立てしても意味が無い。

また、今回のモデルチェンジで旧型となったS40/V40の販売は好調を続けていた。モデルチェンジが近未来に予定されていても、いわゆる“在庫セール”の特別仕様の設定など必要なかった。それならば仕様や価格を発表して、新型を早めにアピールするのが得策である。

さらに、ボルボ・カーズ・ジャパンの商品展開はS40/V50とS60/V70の2本柱である。新型S40/V50にしようか、S60/V70にしようか迷う人もいるだろう。するとS40/V50を正式発表するまではS60/V70の方にも買い控えが起き、つまり主力製品すべての動きが止まってしまう。

この場合も新型を早く見てもらってそちらを待ってもらうか、S60/V70をすぐに買ってもらった方が商売としてはうれしいのだ。もちろん商品に自信があっての販売プログラムだ。

《高木啓》

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