26日に発売される『街道バトル2 CHAIN REACTION』のうち、最大の特長は「レーザー計測によってリアルに再現されたコース」といえるだろう。
これによってゲーム自体の難度もグンとアップ。実際のコース同様、コーナーを脱出して次のコーナーに向かうまでの挙動を含め、総合的なバランスを考えて走らないとタイムが向上しない。タイヤやブレーキパッドに負担を掛ければ、パフォーマンスが確実に低下するようになっており、無茶な走りもできない。
こうしたリアルさを裏で演出しているのが、各バトルフィールドの景色。ゲームではダウンヒル/ヒルクライム、昼/夜の選択だけではなく、天候までも選べるようになっている。
また、コースごとに季節が定められており、その季節や場所に応じた路面状況が再現される。春から秋に設定されたコースでは「雨」や「嵐」だが、冬に設定されたコースでは、これが「雪」や「吹雪」となる。路面は当然ながら滑りやすくなり、難易度がさらに増すという仕組みになっている。
今作ではリプレイ画面には特に力を入れている。例えば春の箱根では風圧によって舞い散る桜の花の美しさを。秋の箱根では落葉を。冬の蔵王ではドリフトで飛ばされる雪を見ることが出来る。
美しい景色の中を自分の操作するクルマが華麗に走り抜けてゆく様子は、クルマ好きなら誰でもうっとりとしてしまうに違いない。