昨シーズン、ディフェンディングチャンピオンを最終戦まで追いつめ、今シーズンにもタイトルが期待されるマクラーレンのキミ・ライコネン。
しかし新型車「MP4-19」の予想を下回るエンジンパワーの低さと信頼性不足のため、F1開幕戦のオーストラリアGPは完走も難しいと予想する。
「（オーストラリアに）大きな期待はしていないよ。もしフィニッシュできれば万々歳だと思う。現時点ではそれすらも怪しいからね」と控えめに語るライコネン。
先週のバレンシアテストではウィリアムズが持つトラックレコードを塗り替えるタイムを出しているが、『アイスマン』と呼ばれる冷静な彼は一喜一憂しないようだ。
「トップチームが一同に会してみないと、本当のスピードなんて分からないよ。今日、僕らが速かったとしても、明日はウィリアムズがもっと速いかも知れないし」新生マクラーレンMP4-19の進化はメルボルンまで明らかにはならないようだ。
