暴走バイク、大型タンクローリーが押し潰す

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7日未明、愛知県名古屋市港区内の市道で、19歳の少年が運転していたバイクに対し、後続の大型タンクローリーが追突するという事故が起きた。この事故でバイクを運転していた少年と、同乗していた15歳の少年がともに収容先の病院で死亡している。

警察ではタンクローリーを運転していた57歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕し、事故当時の状況を聞いている。

愛知県警・港署によると、事件が起きたのは27日の午前4時35分ごろ。名古屋市港区木場町付近の市道を走行していた大型タンクローリーが、前方を走っていた2人乗りのバイクに追突、路上に投げ出された少年2人を次々にはねるという事故が起きた。

少年はすぐに近くの病院へ収容されたが、外傷性ショックなどが原因で2人とも1時間後に死亡している。

警察では大型タンクローリーを運転していた57歳の男を業務上過失傷害容疑で現行犯逮捕。今後は容疑を業務上過失致死に切り替え、捜査を続けていく方針だ。

取調べに対し、この男は「右側からバイクを追い越そうとしたが、直前で蛇行運転を始めた。右側へロールしてきたとき、避けきれずに衝突してしまった」と供述している。

現時点では「バイク暴走に起因した事故」として捜査を進めているが、事故を起こしたとみられる2人乗りのバイクがこれ以前にも蛇行運転をしていたという目撃情報もあることから、警察では交通トラブルに起因していた可能性を含め、慎重に捜査するとしている。

《石田真一》

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