1歳の男児がバスにはねられて死亡

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28日朝、愛知県東海市内の市道で、幼稚園の送迎バスに1歳の男児がはねられ、死亡する事故が起きた。母親が目を離したわずかな隙にバス前部まで歩いていったとみられ、身長が低いためにバスの運転手も気がつかずに発進させてしまったようだ。

愛知県警・東海署によると、事故が起きたのは28日の午前8時45分ごろだという。東海市荒尾町下畑付近の市道で、幼稚園の送迎バスが園児を乗せて発進した直後、前方にいた1歳の男児をはねた。男児はすぐに病院へ運ばれたが、転倒した際に頭を強打し、間もなく死亡している。

男児は3歳の姉とともに、29歳の女性(母親)が現場に連れてきていたが、母親が女児をバスに乗せようとしていたわずかな隙にバスの前部まで一人歩きをしたらしい。

バスの運転手は男児が歩み寄った際には後方で園児の乗車を目視で確認しており、前方に男児が立っていたことには全く気がつかなかった。また、男児の身長が低いことから運転席からの死角に入っており、出発した際にも気がつかなかったとみられている。

警察では運転していた39歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕し、男児が死亡した後は容疑を業務上過失致死に切り替えて捜査を進めている。また、母親からも当時の状況について、詳しく事情を聞いている。

《石田真一》

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