ヤマハ、中国の二輪車の販売を統合

自動車 ビジネス 企業動向

ヤマハ発動機は、中国上海市に中国製ヤマハブランドの二輪車販売、アフターサービス及び部品販売を行う新会社を設立したと発表した。新会社に、ヤマハの中国内の二輪車の販売・マーケティングを集約、今月26日から正式に稼動する。
 
新会社は上海ヤマハ建設モーターサイクル販売有限公司で、資本金は400万ドル(約4億2000万ドル)。ヤマハが30%、重慶建設・ヤマハモーターサイクル有限公司が55%、建設工業有限公司が15%出資する。
 
ヤマハの中国事業はこれまで、合弁工場の建設ヤマハと株洲南方ヤマハモーターサイクル有限公司で、ヤマハブランドで生産し、それぞれの販路で販売とサービスを行ってきた。
 
今年4月、南方ヤマハの中国側パートナーの出資分の全てを、建設工業が買収することで合意、手続きが完了する6月には南方ヤマハの社名を株洲建設ヤマハモーターサイクル有限公司に変更する。ヤマハの中国の合弁事業で、生産は建設工業に一本化されるため、販売も新会社を設立して一本化する。

今後、ヤマハ主導で販路戦略の実行を進め、顧客に対してはモデルラインナップの充実とサービスの向上、ヤマハブランドのイメージ向上を図る。

新会社は設立当初、200人でスタートし、初年度の事業規模は販売が27万台、売上が14億4000万元(約194億円)を目指す。

《レスポンス編集部》

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