トヨタのGAZOO Racingは、新型スーパーカー『GR GT』とレースカー『GR GT3』を、7月9日に英国で開幕するグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2026に出展する。
両モデルがカモフラージュなしで欧州に登場するのは今回が初めてだ。
トヨタGR GT
GR GTは、モータースポーツで培った技術をベースに開発されたサーキット志向のロードカーだ。新開発の4.0リットルV8ツインターボエンジンにシングルモーターのハイブリッドシステムを組み合わせ、高い出力とトルクを実現している。システム最高出力の開発目標値は650ps以上、最大トルクも850Nm以上で、圧倒的なパフォーマンスを発揮する。また、リアトランスアクスルの採用と、駆動用バッテリーや燃料タンクといった重量物の最適配置によって前後重量配分は前45:後55となり、ドライバーの扱いやすさに寄与する。
開発では、高性能を引き出すための低重心化、軽量かつ高剛性なボディ構造、そして優れた空力性能の確保に重点が置かれた。
トヨタ GR GT3GR GT3はGR GTと基本的な構成要素を共有しながらも、サーキット専用のレースカーとして異なる方向性を持つ。高い競争力と、より多くのドライバーが扱いやすい性能を目指して設計されている。
両モデルはイベント会場の「スーパーカー・パドック」に展示されるほか、急勾配・タイトコーナー・厳しいバリアが続く難コースとして知られる名物のヒルクライムでも走行を披露する予定だ。
GAZOO Racingは「モータースポーツを通じた学び」を開発哲学として掲げており、GR GTとGR GT3はその理念を体現するモデルと位置づけられている。




