【インプレ'04】伏木悦郎 ボルボ『S40/V50』 日本の道にマッチしたプレミアムセダン

試乗記 国産車
【インプレ'04】伏木悦郎 ボルボ『S40/V50』 日本の道にマッチしたプレミアムセダン
【インプレ'04】伏木悦郎 ボルボ『S40/V50』 日本の道にマッチしたプレミアムセダン 全 1 枚 拡大写真

とてもいい雰囲気を持っている。プロポーションは、FFの3BOXセダンとしてはアルファ156に並ぶ秀逸な出来ばえだ。

全幅が1770mmもあってコンパクトとはいいにくいけれど、タイトな日本の環境にフィットする感覚を備えているのは間違いない。ディテールまで行き届いた内外装のデザインと質感の高さは、地道なブランド構築の成果もあって非常に魅力的なプレミアムセダンに映る。

走りも、センスよくまとめられた高剛性ボディならではといった味わいだが、『T-5』の5気筒ターボは中低速域の扱い勝手がいまいち。早くNAを試してみたいと思った。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★☆
フットワーク:★★★★☆
オススメ度:★★★★★

伏木悦郎| 自動車評論家
70年代にレースを志し富士スピードウェイで参戦。その間偶然知り合った自動車雑誌編集者にスカウトされる形で業界入り。78年から一貫してフリーランス。FRの魅力に傾倒し国産車によるコンパクトFRの再生が宿願。

《伏木悦郎》

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