カーブを逸脱したクルマ、民家に激突

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25日未明、岐阜県大野町で、速度超過が原因で道路から逸脱した乗用車が道路脇の民家に激突し、一部を大破させた。この事故で乗用車を運転していた男性と、同乗していた1女性が全身を強く打って死亡した。

岐阜県警・揖斐署によると、事故が起きたのは25日の午前1時30分ごろ。大野町五之里付近の県道沿いに建つ民家に乗用車が激突したと110番通報が寄せられた。木造2階建ての民家は1階部分に乗用車が突っ込んで大破したが、住民は2階で就寝していたためにケガは無かった。

しかし、乗用車は上下逆に民家に突っ込んでおり、運転していた26歳の男性と同乗していた19歳の女性は近くの病院に搬送されたが、全身を強く打ったことが原因で2人とも間もなく死亡した。

現場は緩やかな右カーブとなっているが、乗用車は対向車線側に逸脱し、縁石に接触した弾みで左側に飛ばされ、制御を失って状態で民家に激突したものとみられる。事故の状況から、当時はかなりのスピードで走行していたと推測されており、警察では速度超過によるスリップが直接の事故原因になったと断定している。

《石田真一》

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