物流の動脈で4人死傷の多重衝突

自動車 社会 社会

27日未明、静岡県静岡市で、大型トラックが渋滞のために停止していた別の大型トラックに追突したことをきっかけとして、車両6台が関係する多重衝突事故に発展した。この事故で事故の発端となったトラックを運転していた男性が死亡。前方の別のクルマに乗っていた3人が重軽傷を負っている。

静岡県警・静岡中央署によると、事故が起きたのは27日の午前2時45分ごろ。静岡市桜町1丁目付近の国道1号線バイパス・安倍川大橋で、渋滞中の車列に大型トラックが減速しないまま突っ込み、追突された別の大型トラックも前方のクルマに追突するなどして、合計6台の車両が関係する多重衝突事故に発展した。

この事故で事故のきっかけとなった大型トラックを運転していた50歳の男性が胸などを強く打ち、間もなく死亡。前方のトラックを運転していた44歳の男性など3人が重軽傷を負っている。

警察では最初に追突したトラックの前方不注意が事故の原因とみている。この事故ために現場となった安倍川大橋は上下線とも約2時間30分に渡って通行止めとなり、最大2kmの渋滞が生じ、未明にも関わらず周辺の交通は混乱した。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る