警察署が押収したバイクからパーツ盗まれる

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愛知県警は28日、同県警の守山署が暴走族から押収し、同署内で保管していたバイクから、部品の一部が盗難される被害が出ていたことを明らかにした。監察官室では管理に問題が無かったかどうか調べを進めている。

愛知県警・監察官室によると、事件が起きたとされるのは今月24日。同日の午前、守山署の警察官が証拠品として押収された車両のチェックを行っていたところ、道交法違反(共同危険行為)容疑で検挙した暴走族グループから押収したバイクの座席や燃料タンク、ナンバープレートなどが外され、持ち去られていることに気づき、上司に報告した。

守山署によると、バイクは署内裏手にある保管場所にカギ付きチェーンを掛けた状態で保管されていた。保管場所の出入口は2カ所あるが、いずれもカギに破壊や細工を受けたような痕跡はなく、盗難を行った何者かは保管所のカギが開いている時間帯に侵入し、部品を持ち去った疑いが強いとみられる。

監察官室では同署の管理体制に問題が無かったどうかを調べるとともに、バイクを奪還しに訪れたメンバーがバイク本体の持ち去りを断念した代わりに、パーツのみを持ち去った可能性などを視野に入れ、捜査を続けていくとしている。

《石田真一》

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