カー用品販売大手のオートバックスセブンは8日、アメリカンホーム保険会社と代理店契約を結び、日本で初めてテレビ電話を利用した自動車保険販売を7月10日から開始すると発表した。
アメリカンホームが開発した保険販売専用のテレビ電話端末を、オートバックスセブンが展開するカー用品店に設置する。同端末を通してアメリカンホームの沖縄コールセンターのオペレーターと対話しながら、自動車保険の見積もりを行うことでき、その場で契約することもできる。
当初は、愛知県名古屋市港区のスーパーオートバックスNAGOYA BAYと、千葉県市川市のスーパーオートバックス市川に設置する。オートバックスセブンは、2店舗での導入結果を見て今後、設置店舗を拡大するかどうか決定する。
アメリカンホームは、1997年に日本で初めてのリスク細分型自動車保険を導入した保険会社。ダイレクトメールや広告、インターネットを通じた通信販売を中心に顧客を拡大してきた。テレビ端末での販売も開始し、顧客獲得機会の拡大を狙う。