【オートギャラリー04】発表4日後にカスタムカー出品、トヨタの底力

自動車 ニューモデル モーターショー
【オートギャラリー04】発表4日後にカスタムカー出品、トヨタの底力
【オートギャラリー04】発表4日後にカスタムカー出品、トヨタの底力 全 4 枚 拡大写真

トヨタ『ポルテ』は7月26日発表、オートギャラリーの初日はそれから4日後の7月30日だったが、トヨタブースの壇上にはポルテのカスタムカーがしっかり展示されていた。しかもエクステリアパーツを追加しただけではない。内部までしっかりと手を入れたクルマだ。

このポルテ、「Urban Black Box」(アーバン・ブラックボックス)という、どこかで聞いたような名前が付けられている。ポルテの特徴である助手席側の大きなスライドドアはそのままだが、助手席は撤去され、床にはアルミパネルが貼られている。ここにヤマハ製の電動スクーター『パッソル』を搭載できるようになっている。

製作を担当した特販・特装車両部・カスタマイズ室の北田洋一係長は「大きなスライドドアを活かしてスクーターの搭載を可能にするとともに、全体的にちょっと悪っぽいイメージで作ってみました」と説明する。

床に敷いたアルミパネルは3mm厚で、実際にスクーターを搭載しても問題はないが、展示されたモデルには拘束装置が無く、実際にパッソルを載せた状態での走行はできないという。

また、北田係長は「ご存知のとおり、ポルテはこれまで高級車を中心に販売してきたトヨタ店、トヨペット店で販売します。この両販売店は顧客の年齢層が高く、ポルテのような小型車はお嬢様やご子息に買い与えるといった要素が強かったように思えます」

「しかし、今後はこうした小型車と、それに付随するカスタマイズパーツの販売も進め、顧客の若返り化を図りたいとも考えているようです。アーバン・ブラックボックスはそれに対する提案であり、回答でもあります」と説明する。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る