3日、千葉県柏市内の県道で、中年の男性が頭から血を流して路上に倒れているのを通行人が発見。警察に通報した。男性は頭部を強打しており、収容先の病院で間もなく死亡した。
現場からは大破した自転車が発見されており、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査している。
千葉県警・柏署によると、事故が起きたのは3日の午前4時40分ごろ。柏市豊四季付近の県道を通りかかった通行人の男性が「大破した自転車の近くで中年の男性が頭から血を流して倒れている」と警察に通報してきた。
現場には後部が原型を留めないまでに大破した自転車が倒れており、近くには41歳の男性が仰向けの状態で倒れていた。男性はすぐに近くの病院へ収容されたが、頭を強打しており、間もなく死亡した。
現場は見通しの良い直線道路で、歩道と車道の区別はない。男性は通勤のために自転車に乗って道路左側を走っていた際に、後方から走ってきたトラックにはねられたものとみられている。
警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。付近で検問を実施するなどして、逃げたクルマの行方を追っている。
