ホンダ、「持ち上がりフード」で歩行者に対する衝撃低減

エコカー 燃費
ホンダ、「持ち上がりフード」で歩行者に対する衝撃低減
ホンダ、「持ち上がりフード」で歩行者に対する衝撃低減 全 4 枚 拡大写真

ホンダは24日、歩行者との衝突時にボンネットフードを持ち上げてエンジンルーム内の空間を確保し、歩行者の頭部衝撃を低減する「持ち上がりフード」を新開発した、と発表した。

「持ち上がりフード」は、バンパー内3カ所に設置されたセンサーと車速センサーの情報から、歩行者との衝突を判断すると、アクチュエーターを作動させボンネットフードの後部を約10cm持ち上げる。

これにより、エンジンなどの堅い部品とフードの間に空間を確保し、歩行者の頭部傷害を軽減する。「持ち上がりフード」の採用により、ホンダ自身の測定値で、頭部傷害HIC(Head Injury Criteria)を約40%低減した。

ホンダは1998年発売の『HR-V』より歩行者傷害軽減ボディを採用、現在ではほとんどの車種に歩行者傷害軽減ボディを採用し、累計販売台数は300万台を超える。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  3. ホンダ『レブル』1万2000台以上をリコール…最悪の場合、エンストして再起動できない
  4. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  5. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る