22日、千葉県山田町内の県道で、建築用の木材を積んだトラックがカーブで荷崩れを起こし、荷台に乗っていた3人が木材に挟まれる事故が起きた。この事故で14歳の少女が意識不明の重体。15歳と11歳の少年が軽傷を負った。
警察ではトラックを運転していた36歳の男を業務上過失傷害容疑で逮捕し、負傷した3人をどのような経緯で荷台に乗せたのかを調べている。
千葉県警・小見川署によると、事故が起きたのは22日の午後5時40分ごろ。山田町米野井付近の県道で左カーブを進行していた普通トラックが荷崩れを起こし、荷台に積載されていた畳1枚大のベニア板約100枚と、長さ約5mの角材100本が左側に倒れた。
荷台には少年少女3人が乗り合わせていたが、このうち14歳の少女が崩れてきた材木と荷台の手すりとの間に挟まれるなどして胸部を強打。近くの病院に運ばれたが、意識不明の重体。15歳と11歳の少年が擦過傷などで軽傷を負っている。
警察ではトラックを運転していた36歳の男を業務上過失傷害の容疑で逮捕し、事故の原因を調べている。
トラックは材木を積んで佐原市内の建築工事現場に向かう途中で、荷崩れの原因については「結束が悪かったかもしれない」などと供述しているという。