【新アウディ A3 スポーツバック海外試乗】その2 直噴ターボユニットを新採用…河口まなぶ

自動車 ニューモデル 新型車
【新アウディ A3 スポーツバック海外試乗】その2 直噴ターボユニットを新採用…河口まなぶ
【新アウディ A3 スポーツバック海外試乗】その2 直噴ターボユニットを新採用…河口まなぶ 全 4 枚 拡大写真

『スポーツバック』のメカニズムは、基本的に3ドアの『A3』および日本で最近登場したVW『ゴルフV』に準ずる。ただしスポーツバックには初モノの技術があり、それが目玉ともいえる初の2リッター直噴ターボ、“TFSI”である。200ps/28.6kgmを発生するそれは、最大トルク値を1500−5000rpmというワイドバンドで発生するのが特徴。つまり、かなりのフラットなトルク特性を実現する。

試乗車はこれに現在では世界最高峰に位置する2ペダルMTの名高い“DSG”が組み合わせられていた。そしてこれにより、非常に力強くダイレクト感に富んだ動力性能を味わわせてくれるのだ。

ATモード/MTモードを問わず、それこそどこからでも望むだけのパワーを手に入れることができる。たとえ、ずぼらな運転においても、スポーツドライビングにおいても、高いドライバビリティを備えているのが特徴だ。

フラットなトルク特性のため、回転が高まるに連れて……という表現はふさわしくない。しかし、DSGを介して上までキッチリと使った走りでは、誰もがその実質的な速さに驚かされるだろう。グイグイと大トルクが続くようすは、回転の高まりによる気持ちよさ以上に圧倒されるものがあるのだから……。(つづく)

《河口まなぶ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る