【トヨタ アイシス発表】苦痛を感じさせないウェルキャブに

自動車 ニューモデル 新型車
【トヨタ アイシス発表】苦痛を感じさせないウェルキャブに
【トヨタ アイシス発表】苦痛を感じさせないウェルキャブに 全 3 枚 拡大写真

トヨタ『アイシス』は、ミニバンでは初めてセンターピラー内蔵構造となった「パノラマオープンドア」が採用されている。助手席のドアと、後部のスライドドアを開けば広大な開口部が出来上がるが、この恩恵を最大限に受けたのが福祉車両のウェルキャブだ。

トヨタでウェルキャブを担当する特販・特装車両部カスタマイズ室の梶川真哉さんは「アイシスはウェルキャブのベースとして、優れたクルマだ」と絶賛する。

アイシスの場合、サイドリフトアップシート仕様と、助手席リフトアップシート仕様が設定されているが、アイシスの特性を活かしたのは前者だという。

「サイドリフトアップシートのクルマはこれまでにもありましたが、アイシスが他モデルよりも優れているというのは、大きな開口部と、タンブル可能な助手席があるため、足を伸ばした状態のまま、シートの回転ができるということなのです」

「これまではドアの開口面積が小さいため、シートを回転させるときには足をと座面側に寄せ、干渉を避けなくてはなりませんでした。ひざを曲げるのが辛い人にとってみればこれが一大事で“クルマは便利なのだがこれが苦痛だ”という声が意外に多かったのです」と説明する。

だが、アイシスはパノラマオープンドアの採用によって大きな開口部があるため、ひざを曲げて乗降する必要もない。他のクルマよりも乗降性が向上したことはもちろん、乗る人に掛かる負担が大幅に緩和されている。

また、フロアが低い設計のため、シート下降時には座面高さが2WDで400mm、4WDで420mmとなるのもポイントだとする。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型スバル『フォレスター』のエキゾーストをアップデート! ブリッツ「ニュルスペック・カスタムエディション」発売
  2. 【BMW R1300RT 試乗】200km/hクルーズの快適さは、もはや飛行機レベル…佐川健太郎
  3. 車中泊のトレンドに変化あり? 乗用車ベースが伸びてくる可能性…キャンピングカーランキング 6月
  4. 著しい高速度で走行中に死亡事故、運転者に実刑を命じる
  5. 「1秒で着脱できる」バイク用インカム『H6』が新発売! 高音質で快適ツーリング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る