【東京モーターショー04】ホンダにも自操式シミュレーター

自動車 ニューモデル モーターショー
【東京モーターショー04】ホンダにも自操式シミュレーター
【東京モーターショー04】ホンダにも自操式シミュレーター 全 5 枚 拡大写真
ホンダブースで異彩を放っているのは、鮮やかなカラーリングを身にまとった『フィット・スポーツコンセプトwithパワーテックマチック』だ。「フィット1.5A」に自操式運転補助装置「パワーテックマチック」を装備している。

実車に乗り込むことはできないが、このパワーテックマチックによる運転感覚を味わうためのシミュレーターがブース右側、フィットが展示されているスペースの裏手あたりに1基のみ設置されている。

シミュレーター自体は10月に行われたITS世界会議の際、ポートメッセなごやで展示されていたものと同じもので、立体動作の再現を可能とした最新型。ただし、今回はITS関連の機能(車車間通信)はキャンセルされており、その代わりとしてパワーテックマチックによる運転ができるようになっている。

パワーテックマチックによる運転は快適そのもの。アクセル側はバイ・ワイヤなのだが、ブレーキ側は実車と違い、アシストがほとんど無い状態のため、しっかりと停止するためには結構な力を要した。

ひとつ気になったのは、発進までの操作が煩雑なことだ。AT車での発進を思い浮かべてほしいのだが、エンジンを始動した後はブレーキを踏み、サイドブレーキを解除し、そしてシフトレバーをPからDに変えて発進…となる。

しかし、パワーテックマチックを使ったシミュレーターの場合、左手でレバーを押しこみ、上部にあるロックボタンを押し込んでブレーキ保持の状態に切り替え、さらにサイドブレーキの解除とシフトの切り替えを行う必要がある。

左手1本でほとんどの操作が可能なのだが、その反面として作業が非常に煩雑なものとなる。足が使えれば一瞬で終わる操作だが、慣れていないこともあって思わぬ時間を要してしまった。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. AE86レビン・トレノ、エンジン部品を復刻生産へ…トヨタGRヘリテージパーツプロジェクト
  2. 『GRスープラ』の後ろ姿が劇的に変わる! LEDテールランプ「Laser Style」が発売
  3. 『GRヤリス』の空力&冷却性能を約50万円で大幅進化!「Aero performance package」発売
  4. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
  5. 「ランクル250の対抗馬?」三菱の次期『パジェロスポーツ』は日本市場復活なるか、SNSでは期待の声続々
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る