【新型ポルシェ ボクスター 海外試乗】その4 極扁平を感じさせない軽快な乗り味…河村康彦

自動車 ニューモデル 新型車
【新型ポルシェ ボクスター 海外試乗】その4 極扁平を感じさせない軽快な乗り味…河村康彦
【新型ポルシェ ボクスター 海外試乗】その4 極扁平を感じさせない軽快な乗り味…河村康彦 全 5 枚 拡大写真

今回のテスト車にはまた、標準サイズ+1インチアップのシューズと、すでに新型『911』にも設定された電子制御式の可変減衰力ダンパー“PASM”が、それぞれオプション装着されていた。

【画像全5枚】

“ボクスター”で18インチ、“ボクスターS”では19インチと、従来型の初期モデルからすればそれぞれ2インチ増しにもなる“大径シューズ”を履く今回のテスト車。が、「さすがにちょっとオーバーサイズではないのか」というボクの心配をよそに、新型『ボクスター』の足まわりは高度の走りのポテンシャルと優れた快適性を両立して味わわせてくれることになった。

兄貴分である新型911の、走りのシーンを選ばない4輪接地感の高さにも驚かされたばかりだが、そうした嬉しい意味での驚嘆をこのクルマでも再び味わうことができたのだ。重量的にはハンディキャップを負うはずの19インチシューズを履く“S”でも、ばね下は路面凹凸に見事に追従する。その動きは「軽やか」と表現をしてもよいくらい。乗り心地も、決してソフトとはいえないものの「しなやか」というフレーズはじゅうぶん当てはめることができる印象だ。

いっぽう、わずかなステアリング操作に対する挙動のシャープさは、911のそれをも凌ぐ印象。とくに19インチシューズを履いた“S”のノーズの動きの機敏さは、いかにもミッドシップスポーツカーらしいリニアでダイレクト感に溢れたものと評することができる。ブレーキはもちろん、ポルシェ流儀のカチッとした剛性感の高さと圧倒的な減速パワーが売り物。高価なオプションにはなるが、これまでは『カレラGT』や『911 GT3』、『911ターボ』など超高性能モデルに限って設定されてきたセラミックコンポジットブレーキ(PCCB)が選択可能になったのもニュースのひとつといえる。

こうして、走りのポテンシャルをさらに磨き上げた上で、50km/hまでのスピードであればソフトトップの開閉操作を続行できるロジックを取り入れるなど、さらに利便性もアップさせることになったこの新型ボクスター。世界でまたまたポルシェフリークを増やす原動力となるのは確実だ。

《河村康彦》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『NX』ビッグマイナーチェンジはこうなる…新デザイン採用で商品力を大幅強化か
  2. アキュラ『インテグラ』の「タイプS」、FF車の新記録を達成…パイクスピーク 2026
  3. いすゞのピックアップトラック『D-MAX』、タイからの並行輸入で7月1日発売…税抜1000万円
  4. 三菱『パジェロミニ』を北米投入か? 「ベイビー・パジェロ」は新たな武器になる!
  5. 高燃焼圧に対応、HKSが『GRヤリス/GRカローラ』用ショートブロックにローコンプ仕様を追加
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ボルボカーズ、2028年以降の車両にアプティブのGen 8レーダー採用へ…悪天候や複雑な市街地でも高精度センシング
  2. ボッシュ、ヒューマノイド向け需要拡大でロボティクス事業を強化
  3. アステモが執行役員を解任、「職務遂行の適切性に問題」…子会社社長も交代
  4. SDV時代、進化するアフターマーケットの“今”と“未来”が一堂に…「アウトメカニカ フランクフルト 2026」9月8~12日開催
  5. 7/27申込締切 【激変するインド自動車産業】政策転換とEVシフト、クイックコマースが拓く日本企業の勝機
ランキングをもっと見る