クルマ、路上清掃のボランティアを直撃

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28日、岡山県里庄町内の国道で、道路の清掃作業を行っていた町内会ボランティアの女性4人にクルマが突っ込み、全員が骨折で重傷を負う事故が起きた。警察ではクルマを運転していた18歳の男性を業務上過失傷害容疑で現行犯逮捕している。

岡山県警・玉島署によると、事故が起きたのは28日の午前8時45分ごろ。

里庄町新庄付近の国道2号線で近くに住む住民が町内会ボランティア活動の一環として、路上に落ちているゴミ拾いをしていたところ、このうちの1グループに背後から接近してきた乗用車が60-70km/h程度の速度で突っ込んだ。

このグループでは48歳から67歳までの女性4人が作業していたが、4人は逃げる間もなく次々とはねられた。近くの病院に収容されたが、骨折などで重傷を負っている。

警察ではクルマを運転していた18歳の少年を業務上過失傷害の現行犯で逮捕しているが、この少年は「人の存在には気がつかなかった」などと話しているようだ。現場にブレーキ痕は残されておらず、衝突するまで気がついていなかった可能性は高い。

4人が作業していたのは、幅約2mの路側帯で、負傷者は「線の内側で作業をしていた」と証言しており、この証言が正しいとすれば少年のクルマは左側に寄り過ぎていたことにもなる。

警察では双方から事情を聞くとともに、少年の漫然運転の原因を特定したいとしている。

《石田真一》

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