工事現場にクルマ突っ込み、作業員2人が死傷

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18日、滋賀県志賀町内の国道で、電話線などを敷設する工事を行っていた作業員2人が、乗用車にはねられ死傷する事故が起きた。警察ではクルマを運転していた男から業務上過失致死傷容疑で事情を聞いている。

滋賀県警・堅田署によると、事故が起きたのは18日の午前0時5分ごろ。志賀町北小松付近の国道161号線で、片側1車線を規制して行われていた電話線敷設工事の現場に43歳男性が運転する乗用車が突っ込み、居合わせた作業員2人を次々にはねた。

被害に遭った作業員2人のうち、54歳の男性ははね飛ばされ、落下した際に頭を強打し、事故から約7時間後に脳挫傷で死亡。41歳の男性も同様に頭を強打し、意識不明の重体となっている。

警察ではクルマを運転していた男性や、工事現場の関係者から事故当時の状況を聞いている。

目撃者の話によると、事故当時は片側1車線が規制されて交互通行となっていたが、事故を起こしたクルマは警備員の指示に従って空いている車線に進入したが、50−60mほど走ったところで、逸脱するように工事現場に向かって突っ込んでいったという。

クルマは突然急ハンドルを切っていることから、警察では携帯電話使用の有無や、漫然運転などを視野に入れて捜査を進めていく方針だ。

《石田真一》

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