「パトカーに発見されたから」当て逃げを繰り返した男

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18日、福岡県福岡市内で、酒気帯び運転のクルマが信号待ちのクルマに次々と衝突し、そのまま逃走する事件が起きた。事件を目撃したパトカーが追跡、運転していた男を逮捕している。

福岡県警・機動捜査隊によると、事件が起きたのは18日の午前4時ごろ。福岡市博多区吉塚8丁目付近の国道3号線で、信号待ちをしていた乗用車2台に、後方から走ってきた別の乗用車が次々と接触した。

乗用車はそのまま速度を上げて逃走したが、別方向で信号待ちをしていた機動捜査隊の捜査車両がこれを発見、赤色灯とサイレンを使用して追跡を開始した。

乗用車は逃走を続け、約600mほど離れた福岡市東区筥松新町付近の交差点を強引に突破しようとして、信号待ちをしていた3台のクルマとさらに衝突。その後も約4kmに渡って逃走を続けたが、福岡市東区名島付近でクルマが壊れて立ち往生。

運転していた44歳の男は追跡してきたパトカーの警察官に取り押さえられ、道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕された。

取り調べに対し、男は「飲酒運転の発覚を恐れて逃げた。最初の事故を起こした直後にパトカーに発見され、逃げるしかないと思った」などと話しているという。

《石田真一》

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